院試おわり

今日で院試が終わりました。

大学生になって初めて、勉強頑張った、と思えた経験でした。

 

6月の終わりに、同期2人が、修博一貫で受ける、って言い始めて、

これはほとんど推薦枠で、受験許可が出れば合格が決まったようなものなので、

私は残りの0~1枠のあるのか分からない枠を求めて勉強することになりました。

噂によれば、上限人数は決まっていて基本「B4の人数-1人」だけど、

全員が高得点なら全員合格にしてもらえるそう。

 

7月頭に、ラボ内中間発表を終えて院試休みに入って、

遊びに行く予定を入れた日以外は、

ラボで勉強する生活をしていました。

同期達も、ラボに来て普通に実験してたので、

他のラボの先輩に「院試休みなのにB4がいる」って言われたりしてた。

居室にずっといると、実験してる人々がうらやましくなったり、

同期の研究の進捗が耳に入ってきてつらくなったり、

全員ふつうの枠で受けてくれたら私もふつうに勉強すればよかったのに、と

修博一貫コースのことを恨んだりしてました。

 

でも、いいことはあって、

ほかの研究室とちがって、同期が院試のライバルじゃないので、

何も気にせず勉強のことを聞けたことです。

実験のこともあるのに、過去問解くのまで付き合ってくれてありがとう。

また、先輩や、院試作問に関わってないスタッフさんも、

勉強教えてくださったり、面接練習してくださったりして、

非常に感謝しています。

日々、勉強に飽きている私に、ちょっかいを出してくれたのも

嬉しかったです。

 

8月頭に旅行に行って帰ってきたら、

7月に勉強したことが自然に出てこなくなって焦り始めました。

最終的には、院試休み前の頃よりできるようになった、

と自信をもって言えるようになってよかったです。

この頃には、修博一貫コースを恨む気持ちは薄れてました。

ただ、先輩が、「彼らはチート枠」呼ばわりしてくれたのは嬉しかったけれど。

 

院試直前は、この研究室が大好きだから、絶対受かりたい、

ということをひたすら考えてました。

院試休みを通して、この気持ちがさらに深まったかもしれないです。

院試の裏目標として、去年の院試明けに初めて出会った

当時B4のラボの先輩に追いつく、

があったのですが、それが達成されたかは不安です。

私はちゃんと成長したけれど、それでも先輩優秀すぎる、という気持ち。

 

当日、筆記は、6問ちゃんと解いて、4問はある程度の点数はもらえないかな、というところ。

私は普段、のんぴゅいという同人誌に核酸の記事を書いているのですが、

そこで語ったことがある話題で3問解けたので、

のんぴゅいに記事を書いていてよかったと思いました。

有機化学は、有機化学徒なので全部解く、って臨んだけれど、

後ろ2問が微妙です。悲しい。

 

面接は、悪くなかったと思います。

先輩のとき研究説明は3分だったそうで、準備していったのに、

1~2分で言ってください、と言われてめっちゃあせった。

(結局たぶん2分半くらいで話したと思う。)

想定して用意した質問は、志望動機と研究説明しかされなかったけれど、

そこから先は、ノリで受けこたえできたつもりです。

ラボ中の人に面接練習してもらってきたから大丈夫、という気持ちのおかげです。

それと、ラボを出るときに、スタッフさんが敬礼してくれて、

緊張がほぐれた、というのもある。

「五月祭と工場見学でリーダーシップ賞もらってたけど、

今後どういう風にリーダーシップを発揮する?」

という質問だけは困りました。

ただ、その質問した先生は、私が2,3年生の時、もしかしたら1年生の時も含めて、

頑張ってたタイミングをちょうど見ていて覚えてくださってる先生なので、

ポジティブに評価してくれてないかなあ、とかいう超勝手な期待。

 

面接の番号順的に、自分の研究室を受けている外部の人はいなさそうなので、

私ができていれば、同期3人で合格できるようです。

3人の面接が終了した後に、面接官の先生たちが、

「3人とも優秀ですねえ」という雑談をしていたのが聞こえたそうなので、

めっちゃ期待して合格発表まで生きようと思います。