生物班in箱根

4人で卒業旅行と称して、箱根まで行ってきた。

いつの間にか、僕が計画の主導権を握ることとなり、そこそこ調べ物したけど、このくらい調べて決めておけば、とりあえず日帰り旅行できるんだなー、と思ったり。((母に)どの交通機関使って行くかを決めて(もらって)、ネットとガイドブック見ておもしろそうな場所見つけて、それと最寄り駅を書き出して、交通費・入館料を調べて、最後の方の交通機関の最終時刻を調べた)
交通機関がそれなりにしっかりしている観光地なら、案内板もわりとあって助かるよね。


本編開始

SuicaTOICA利用者は、熱海を越えるときには注意が必要です。
(きあらがわざわざ今日のためにチャージしてきて後悔してた)

小田原から、赤い電車(=箱根登山鉄道)に乗って、入生田(いりうだ)駅へ。
僕はこの駅名が読めなかったので、「入る生きる田んぼの駅」って覚えた。
徒歩8分、本間寄木細工美術館がある。
箱根といったら寄木細工、ということで、どこかしらそれ関係の場所へ行ってみたかったんだよね。
住居に併設された、小さな美術館で、載せてないガイドブックもあるようなところだったけど、行ってみてよかったと思う。
作り方はなんとなくは知ってたけど、(秘密箱は初耳だったけど)、係員さんの説明も、ビデオによる説明も興味深かった。
立派な大人になったとしてもなかなか手の届かないお値段なんだろうけど、おひな様飾る飾り棚がうちにおけたらなあ
大人になったら、くずかごとかでいいから、何か寄木細工の物を部屋に置きたいな、って思う。
今日は、普通のお土産物屋さんにも置いてあるような、小さなキーホルダーのたぐいくらいしか手がでなかったからね。
展示品は、どれも精密ですごかった。
箱根には、よく見る寄木細工って感じの模様をつくるものの他に、木をはめ込んで絵を作る技法も伝承されているらしい。
東海道53次の富士山の絵とか、菊とか虎とかあった。
職人さんの技って、やっぱり素晴らしいなあ・・・

それから、箱根登山鉄道は上り坂へ突入。
そして、山道だから、普通の電車にはないくらいくねくねしてた。
途中で、谷通ったけど、こわくはないよ、ね?
少なくとも、絶叫系アトラクションの方がずっとこわい。

強そうな名前、と噂される(?)終点強羅(ごうら)駅でおひるごはん。
ところで、この先のケーブルカーに「中強羅」駅と「上強羅」駅があるのを見て、とある2人に、「強羅ってパワーアップしていくんだね」って言われたw
どこの温泉街にでもありそうなおまんじゅうだったけど、強羅まんじゅうもおいしかった。

強羅公園
お花を楽しむ公園。だけど、この時期は時期が悪くって、何も咲いていなかった。
噴水は西洋風で素敵だったー(そういえば、噴水のまわりにパンジーは咲いてた)
あと、ヒマラヤ杉が堂々と立ってた。
仕方ないので、園内にある温室へ。
ゴクラクチョウカという花が「鳥みたい」って言うから、鳥にしか見えなくなってしまった。
「(ゴクラクチョウカ)あっちにたくさんあるよ」
「ほんとだ、たくさん『いるー』」
ふわふわした花とか、花みたいな葉っぱとか、不思議なあでやかな花がいっぱい咲いてた。
ふわふわした葉っぱもあった。

満員のケーブルカーに乗って、早雲山駅
ここでロープウェーに乗り換え。
ケーブルカーに一度に乗れる人数に対し、ロープウェーに乗れる人数が限られているので、展望台へ出てみた。
「北どっち?方位磁石!」
「持ってないよ」
「じゃじゃーん。」(スマホを取り出す)「こっちが北だって」
「へー」
「じゃあ、富士山あっち?」
「えっ、そっちが北なの?えっ」
(なんで何も見てないのに、そっちが北じゃないって断定できるの?)
「え、だって、あっちに太陽あるよ?」
富士山が見える地域の住人は、富士山が見えないと、方角に弱いようです。
そうか、太陽と時計があれば方角はだいたい分かるのか・・・
(ちなみにスマホを取り出した彼は、北が上を向いた地図を、自動的に向いている方向を上にしてくれる地図だと思ったそうです。あ、でも、そういう機能がついた地図アプリもちゃんとあるらしいですね。)

ロープウェー楽しかった。
登り切った瞬間に、富士山と大涌谷の風景が、ばっ、と飛び込んでくるのは反則だと思う。

大涌谷で途中下車して、黒たまご食べた。
硫化硫黄と温泉中の鉄分が反応して、黒くなるらしいです。今調べた。
今知ったけど、散策コースとかあったらしい。
駅周辺の売店だけかと思った。
黒たまごは食べられた(美味しかった)し、寒かったから早くロープウェー戻りたかったからいっか。
たまごのおかげで、寿命が7年伸びたらしい・・・?

桃源台からは箱根海賊船
英訳すると、Hakone Sightseeing Cruise
えーと、寒かった。
疲れてきたところだったので、海賊船だからって、はしゃげるような元気は持っていなかったです。
トンデミーナ(in富士急)が死ぬほど怖い、ということが分かった。
あと、根子にそろそろまた行きたいなって

元箱根港について、周辺を探すが、お土産物屋、ってかんじのところがなかった。
母に後で聞いたら、少し歩けばあったんじゃないか、って。
Suicaがつかえる!という理由で、セブンでお土産を買って、バスと電車で帰った。


ふらっと入った生物班だったけれど、素敵な仲間に恵まれて、生物班選んでよかったなってすごく思う。
おしゃべりするの楽しかったし、生物に限らずさまざまなこと教えてもらったし、勉強面をはじめとして色々な面でとてもよい影響を受けたと思うし。
3年間本当にありがとう。
また、大学生になったらどこかで集まれたらいいな(ω)