友達をおうちに招いた話

友達が、富士に遊びに来てくれました!

中国から、1年間交換留学に来てる子です。

しばらく会わない間に、日本語が上手になっていて、びっくりした。


到着したときは、富士山はほとんど雲の中。

まず、パタパタという、美味しいピザ食べ放題のお店に行きました。(某シェーキーズとは雲泥の差なお店)(シェーキーズよりずっと美味しいし、そのうえ値段はシェーキーズより安い)(シェーキーズ嫌いな私)


それから、曇ってたけど、市役所の屋上の展望台へ。

展望台の名前が、「Mierulaミエルラ」(見えるら?という静岡の方言が由来)だったのですが、「なんでルはrでラはlなの?」と聞かれて、日本と中国の音の認識の違いを実感した。

中国語では、f,hとl,rはきちんと区別するそうです。(代わりに、k,gとt,dは聞き分けにくいらしい。実は、「か」と「が」、「た」と「だ」の音は似ているのか、と思った。)


私の家にあがってもらうと、traditional houseと喜んでくれた。

築35年の木造建築に住んでてよかったと思った。

某国際宿舎、和室にすればいいのでは?


うちでお団子作りした。

一か月遅れのどんど焼きのお団子。

正しい作り方してないから、お店のお団子と違う味で、でも私はうちのの方が好き。

ちゃんと水木にさして、まゆ玉飾りにした。


夕飯はすき焼き。


2日目は、電車でお出かけ。

最初に、沼津の深海水族館行った。

入館料が1600円することだけが欠点の水族館。

可愛い変わった魚が多かった。

名前忘れたけど、砂の中にもぐってて、安全だと思ってるとゆるゆる上ってきて、危険を感じるとすっと引っ込む白い黄色い魚がとりわけ可愛かった。

2階のシーラカンスコーナーは、さすがに難しい日本語が多かったので、適当に見た。

冷凍シーラカンスがいるのが珍しい(世界で沼津だけ?)そうだけれども。

この前行ったときは、シーラカンスについての説明を職員さんが丁寧にしてて、面白かった記憶があるけれど、あれは休日限定だったのかしらん。


おひるごはんに海鮮丼を食べた。

静岡の話になったときに、「静岡のお魚美味しいよね、沼津とか」ってたまに言われるのに、実は沼津港にお魚食べに行ったことない人。

近いから、かえってわざわざ行かない法則ね。

あんまり考えずに、浜焼きのお店選んじゃったけど、せっかくだから生のお魚食べて、って海鮮丼食べてもらった。

沼津のお魚美味しい。


それから、三島大社行った。

時間つぶしのつもり。

でも、友達は御朱印集めてたそうで、もらえてよかった模様。

三島大社の前で、さくら棒(12種)を売っているお店を発見した。私が嬉しくなった。

さくら棒(さくら味)とさくら棒(まっ茶味)をそれぞれ買って、交換してみたら、同じ味だった。

一応、まっ茶味には抹茶が入ってるとは書いてあった。

さくら棒はお祭りのときしか買えないと思ってたから、売っててびっくりした。

お祭りのよりは短いけど、スーパーの小粒さくら棒と違ってちゃんと長い。


公園でさくら棒食べてたら、行きずりの自転車おじさんに声かけられた。

おじさんおばさんに話しかけられる感じ好き。

方言交じりだとなおよい。


その公園で久々のすべり台した。

・・・私がやりたいって言ったわけじゃないです。(楽しかった)


三島駅から出ている無料シャトルバスで、御殿場高原時之栖へ行った。

金魚ミュージアム行って、お土産屋さんふらふらして、車で来た私の家族と合流。

バイキング連れてってもらった。

ちょうど、「しぞーかフェア」やってたので、しぞーかおでんとか紹介できた。

(どうでもいいけど、普段家族で一番よく食べる弟、バイキングになると全然食べないの、コスパ悪すぎだと思う。)

そのバイキングレストランでは、いつも南米の4人組が楽器持って回ってきて、リクエストされた歌を演奏してくれる。

「好きな歌言ってください。中国の歌も歌えますよ」と言って、ほんとに中国の歌やってくれて、レパートリーの多さに改めて驚いた。(超なまってたらしいけれども、でもすごい。)

夕飯後は、光のトンネルを楽しんできた。毎年進化してる。

今まで、無料で入れたエリアが、1000円かかるようになってて、うーんと思いながら入ってみたら、超すごい光の噴水ショーやってた。

寒さ忘れちゃうくらいすごかった。これはお金払う価値が十分にある。

人工の風景的なもので、私の中で最高だと思っているのが松江の花火なのだが、それと同じだけすごいと思った。

(感動する!という安い文句を使わずに、すごさを伝えようとしたら、「すごい」ばかりになってしまった。すごかったんだってば。)


3日目朝に、漢文の教科書見せながらおしゃべりした。

臥薪嘗胆の「嘗」の字が中国はすごく簡略化されてた。

中国では、だいたい15画以上の漢字は、「難しい漢字」に分類されるそうだ。(wikipedia情報)

「難しい漢字」は、大学生でも書けなくてよくて、その代わりに、「難しい漢字」と「簡単な漢字」の2つを読めないといけないそうだ。

あと、漢詩が、日本の高校で習うのと中国の高校で習うの、同じ漢詩のはず(タイトルが同じ)なのに、中身が全然違くて驚いた。字が違うんじゃなくて、きっとおそらく意味も違う。


3日目は、岳南鉄道でのんびりお出かけ。

2両編成の「がくちゃんかぐや富士」よりも1両編成の「赤がえる」の方が好きだなあ。


吉原商店街のイベントに行ってみた。

B-1グランプリ関係の人全国いろんなところから来てもらって、やってたイベント。

吉原商店街は、美味しいけど特に流行ってないと思う「つけナポリタン」を売りにしてる。

私の言い方でわかるだろうが、つけナポに対しては否定的に感じてたのだけれども、この存在のおかげで、商店街にB-1関係のイベントを連れてきたり、商店街以外の外部の場所で行われるイベントで収入を得たりできる機会が増えてると思ったら、流行に流されてるだけに見えるこういう商戦もいいことあるんだ、と思った。

人数のわりには盛り上がってた。

このイベントのおかげで知ったかりんとう屋さん、商店街の近くにあるらしいから、また行ってみよ。

細野議員、地元の人にめっさ人気で、さすがだった。

紙の街富士市だからと言って、抽選会の景品の中の「BOXティッシュ60個」に笑った。しかも当たった最初の人が、小学校低学年くらいの男の子で、見かねた細野さんがお母さんのとこまで運んであげてた。


寒かったので、抽選会後は会場をあとにして、中央図書館を紹介した。

私と同じ歳の中央図書館。

きれいで明るい自慢の図書館。

昨晩、小笠原諸島の話をしたので、一緒に小笠原諸島の本見た。

船で25時間半もかかるんだって。ひえー

(今調べたら、船・宿泊費が7,8万円で1週間の旅ができるそうで、だったら経済的に自立してから1度くらい行ってみたいなあ、と思った。)

久しぶりに、小学生向けの図鑑コーナー見たら、絵が多いけど全然知らなかったこと読みやすく書いてある本たくさんあることに気づいて、暇なときにこういう本見てみるのもいいな、と感じた。


最後に、ジャンボエンチョー富士店へ。

ペットコーナーが特徴的なホームセンターです。

爬虫類が好きな店員さんがいるらしくて、爬虫類コーナーが充実しているので連れてった。

なんとかヒゲトカゲが、指に反応してこっちに寄ってきてくれて楽しかった。

爬虫類かわいい。ハムスターもかわいい。


きっちり30分に1本の新幹線の時間を気にせずに新富士駅に向かってしまったので、帰り急がせてしまって申し訳なかった。


友達と両親が思ったより仲良くなっててよかった。(時之栖で、酔っ払い父の相手してくれてた←)

3日間連れまわしたの、楽しんでもらえてたらいいなあ。

私は楽しかったです。

富士市は見せるものが少ない街だけれども、静岡県東部に足を伸ばせば、2泊3日(たぶん)十分に楽しい旅行ができることが分かってよかった。

今回外した場所もあるし、車運転できるようになればもっと自由にうろうろできるし、また大学の友達呼びたいな。