研修旅行

楽しみで前日寝つけなかった研修旅行へ行って参りました。
研修、という名目なので、大学・水族館・発電所・博物館と真面目な感じの場所回ったけど、旅行、という名目なので、いろいろと楽しんできた。

☆大学見学
某トヨタ社関連の大学です。
自動車関連業に就く学生さんが多いとかなんとか。
宣伝下手な大学なのだそうで無名ですが、でも綺麗で、面倒見てくれた学生さんも先生もいい感じな雰囲気醸し出してて楽しそうで、そういう方面興味ある人調べてみるといいかも。
とか宣伝してみる。

最初は、プラズマに関する講義。
需要ない講義内容はいつか書くかもしれない。
興味ある人には面白いと思う、というか僕は面白かった。

後半、先生の研究成果の自慢話になって、やっぱ研究者って研究者だなと思った。
成果あげたら、いっぱい自慢したくなるくらい、すごく嬉しいんだろなー
しかしながら、どれほどすごいのかイメージつかない一般人。

講義前にもらってたプリント見て疑問に思ったこと最後に質問して、身をもって分かったこと。
理学部と工学部は全然違う。
プラズマに関することならなんでも知ってると思ったけど、工学部の先生なんでプラズマをいかに利用するか、って方向が専門なんですね。
質問に対する解答聞いて、先生にとって、自然界においてのプラズマはただの教養範囲で興味あるわけじゃない、って感じがした。
興味を突き進めて行くのが理学部、実用的にもっていくのが工学部。
そういう話は何度か聞いたことあったけど、感覚的にその差を知るいい機会でした。
質問してよかったな。満足な解答得られなかったけれども。

講義後は学食で昼食。
お誕生日席でした(ほんとどうでもいい情報)
ミニ丼のサイズが分からなくて普通の頼んだけど、勇気もってそっちにしておけばよかった、って友達のミニ丼見て思った。
結局、食べきれなかったし。
ごめんなさいー不味かったわけではないんです

それから3つのテーマに別れて実験。

僕の選んだグループのテーマは、複合材料。
前、合金の話をテレビでちょこっと聞いたから、詳しく知りたいなという思いがちょっとあったから。
他の2つも面白そうだったから全部聞いてみたかったんだけど←

事前に家でプリントに載ってた語句軽く調べてみた(数理の翼での経験のおかげ)
そしたら、合金はあんまり関係なかった。
しかも「複合則」調べたら数式でてきて違うの選んでおけばよかったって思った。
でも、説明受けたら難しい話じゃなかった。
理屈はおいておけば。
アルファベットとギリシャ文字だけの数式見るとうわーってなるけど、日本語にして解説もらうと難しくない奴って意外とあるよね。

実験内容は、プラスチックの中に針金何本か入れて、機械でひっぱって強度を調べる、って感じ。
複合則で計算した値と、実際にひっぱった結果機械が出した値比べてみようーみたいな。
金型の中に樹脂入れて針金入れて固めて、から自分たちでやらせてもらったのが楽しかった。

ビニール手袋が大きかったので、女子はわざわざMサイズ出してもらった結果、一度つけちゃったLが無駄になってしまった。
「もったいない・・・」って言ってたら、大学生に「手袋なんてちょっと汚くなったら直ぐばんばん捨てるよw」って。
なるほど、キムワイプ(注:実験用の高価なティッシュのようなもの。器具を拭くのに使うのだが、普通のティッシュと違い、繊維が器具にくっついてしまうことがない、確か。高校の実験で使うときは、無駄遣いするなって言われる。無論、それで鼻かんだら怒られるらしい。)のようなものですね。

針金の本数を変えることで、強度は一次関数的になるはずなのに、僕らが作った奴だけ異様に高い強度が出てしまったw
高いことはいいことだけど、実験失敗ですねw

☆水族館
楽しみにしてた人とそうでない人の差が激しかったような水族館。
入るとイルカの水槽。
イルカ可愛い。可愛い・・・目が可愛くない・・・

クラゲが素敵だった。
あと熱帯系のお魚たち。
トンネルみたいになってたところに一日中いたかった。
ペンギンやエビの仲間可愛い。

鯨って、1回の呼吸で1時間以上潜ることができる。
1回の呼吸で、肺の80~90%の空気を交換し、取り込んだ酸素の91%を利用できるからだそうだ。
って言われてもピンとこないが、ヒトが10~15%しか空気を交換できず、利用している酸素は66%であることと比べると、すごさが分かってもらえるだろうか。

☆ホテル着
事前にホテル調べてみた人たちから噂は聞いてましたが、豪華なホテルでした。
国家公務員がなんとかかんとか(KKRで検索してみれば・・・?)
高校生にはもったい感じの豪華さ。
もっと庶民的なところ泊まって、余ったお金でもう一泊しましょうよ←

夕飯も豪華。
お葬式とか行くともらうお弁当みたいな感じ(表現がよくないけど、豪華さは分かるよね?お葬式のお弁当以外でああいうの食べたことないのだもの)
ああいう場所で食べるときのマナーが分かんなくてちょっとあたふた。
まあ、食べた場所には、28HRと世話してくれたホテルの方しかいなかったので、多少のことは平気だったが。

お部屋からは名古屋城見えた。
夜の名古屋城は、名古屋城だけ浮かび上がってる感じにライトアップされてて幻想的。

その後、きあら(同室)がお出かけしに行ったので、僕も探検してきた。
ホテル着いたとき、階段が見あたらなくてエレベータ-前混雑してたのだが、地図見たら両端に階段あったから行ってみた。
まず、エレベータに近い方行ったら、扉が閉まってた。
いわゆる階段室。
扉に何も書いてなかったけど、鍵かかってなかったので、侵入。
1階まで降りると、エレベータ横に普通にたどり着いた。扉もない。
階段なかった、てさっき書いたが、僕の視野が狭かっただけでした。
そして、もうかたっぽを探してみるが、ない。
エレベーターで客室階まで昇って、もうかたっぽの階段を下りてみた。
さっきの階段は、客室階以外は扉なかったのに、こっちはずっと閉まってる。
1階まで着いて、扉を開けてみる・・・薄暗い。
ちょっと進むと「出勤したら赤色」と書かれた名簿的なものが。
うん、明らかに関係者以外立ち入り禁止な空間ですね。
急いで階段駆け上りました。
別に途中からエレベータ使えばいいのに、なぜか自分の部屋がある8階まで駆け上ってしまった。

小学生の頃、ホテルのエレベータに一人で乗ったときのことを思い出した。
上に行きたかったのだが、来たのは下行きのエレベーター。
しかし、幼い当時の僕は、まわりの人と一緒に乗ってしまう。
上の階のボタン押したら、「間違ってるよ」っておばさんが言ってくれた気がするけど、意味が理解できなかったので、スルーしました、うん。
エレベータが下に向かった時、さすがに間違いに気づいてパニックになる僕。
人見知りなので、周囲の人に助けを求められず2階へ。
そのホテルは1階はほんとに入り口だけで、施設は2階から始まってる。
2階でみんな降りていくが、このまま乗ってればきっと上行くんじゃね?と思ってエレベータに残る。
扉が閉まる。
そして、下に行くエレベータ。
完全にパニックな僕。
1階で開いた扉の先には、真っ白な空間がありました。
出てみると、厨房っぽいところが見えて、事態を把握して、急いでエレベーターに戻って、何事もなかったように帰った。
今思うと、あのときエレベータはまだ上に行ってなかったのが幸い。
万一エレベータは既に上ってて、待ってる間に従業員やって来たら、と考えたらやばい。
ホテルの秘密の1階の空間って、「関係者以外立ち入り禁止」と明記されてないところに入り口あるから怖いんですよ。
こういう経験ある人、他にもいるよね??

話は今に戻ります。
部屋に戻ると、なぜか隣の部屋の2人がご在室。
(オートロックなので、鍵の閉め忘れはないし、鍵は僕が握りしめてた)
聞くと、扉が半開きになってたから侵入したんだと。
あとで気づいたが、僕の部屋の扉は閉まりにくかった。
彼女らに「世界一美しい元素図鑑」を持ってくから興味あったら部屋おいでーって言っておいたんだっけ。
元素好きな子クラスに増えないかなー←
いろいろ教えてあげるよ?←

11時(消灯1時間後)
きあらが寝ようとすると電話。
おそるおそるとると、相手はロビー・・・。
きあらの頭の上にはてなマークがあったので電話代わると、「すいません。充電器貸してください」
相手は水素君でした。
という小話。

1時くらいまで一人起きてた。
遊んでたんじゃないよ、お勉強してたんだよ。(ケータイいじりながら)

5時
目覚ましが鳴る。
きあら起きない。
止める。
起床時間6時だから寝かしておこう。
ここまで、布団の中での思考回路。
つまり、僕は二度寝をする。
目覚ましもかけずに。

7時半
まっきーのノックの音に起こされる。
超焦る。
朝起きたらとりあえずきあら起こしておけばよかったと反省しつつ、急いで支度して朝食会場へ。
急ぎすぎてきあらに怒られた。
女の子の支度って長いね。
朝食会場に着くと、僕らがビリだったようで。

☆火力発電所

青い建物の火力発電所
モーツアルトの何かの交響曲をイメージした外装らしい。

案内された部屋に行くと、ヘルメットがあった。
そのあと、係員さんが拡声器持ち出し始めたから、ほんとに避難訓練のようだった。

中部電力発電所が、新潟県にもあることに驚いた。
中部電力管外に置くメリットってなんだろ(言ってたかもしれないが、聞き逃した)

発電所内見学したが、とにかく暑かった。
作業員の人って長袖なんですよね。
クールビズしましょうよww

火力発電所全体としてのみための大きさは、まあそんなもんなんだろな、って思ったけど、発電機一機はかなり小さく見えた。
見えてない部分もあるんだろうが、あれ1つで名古屋市全体の電気量の約1割強、40万kwを作り出せるのはすごいなと。

☆テクノミュージアム
これもトヨタ関連の施設。

まず、糸つむぎの辺りを見学。
わたって引っ張ると切れるじゃん。
でも、ねじりながら引っ張ると糸状になるんです。
そして、さらにねじると引っ張っても切れない糸になる。
かなり感動したw
あれ、市販のわたで出来るのかな、今度ためそう。

それを水車動力で自動化した機械を見せてもらう。
実物ないと説明しずらいので割愛するが、明治時代だったかな、それくらいに作られた機械なのに、糸の太さを自動制御するんです。
仕組みを聞いて感嘆。

そして、熱した鉄を金型に入れてプレスするの見せてもらった。
あっという間に、円柱形の鉄が部品の形になった。
思った以上に早かった。

自動車館の方へ行くが、エンジンとかいっぱい並んでて、さすがに興味もてなかった。
好きな人は好きなのかな、みたいな。

最後に子供向けな体験施設ではしゃぐ28HR。
並ぶの好きじゃないんで、そんな人たちを眺めてました。
車運転するやつ、端からみてても面白かったー
(運悪く)高校生に紛れてしまった、小さな男の子が運転うまかったw

☆終わりに
2日間いろんなこと知れたし、何より楽しかった。
大学行って、早く大学生になりたい!って思ったのと同時に、もっとたくさんのこと覚えてから大学生にならなくては、とも思った。

腕時計忘れたのが痛かった。
集合時間まで後何分かが、時計探すか聞くかしないと分からないんだもの。
普段、時計が至るところにある学校でも腕時計つけてる人なので、時計ないと不安。

あと、今回用事で参加してない人が4人いるのだが、彼らが(彼が)いないと、バスが静か。
帰りのバスではあり得る現象だが、テンションあがるべきである行きのバスでも静かだったからちょっとつまんなかった。
彼のクラスに対する影響力を知ったw

この日記を書きはじめて約2時間(勉強しろ、自分)
そろそろさすがに指が疲れて参りました。
この文読む頃には、真面目な(暇な)人は目が疲れてるんじゃないかと。

2日間おつかれさまでした。
長い駄文読むのおつかれさまでした。