柏サイエンスキャンプ

春休みの最初に、4日間、柏キャンパスのサイエンスキャンプに行ってきました。植物細胞を蛍光イメージングして、ImageJの基本操作を知ろう!みたいなテーマでした。

 

自分の手で蛍光顕微鏡を使って撮って、解析すると、実感があるせいか、とても特別な画像を得られた感じがします。実際、共焦点蛍光顕微鏡の像は、解像度がよく(細胞小器官のおおよその形が分かる。例えば、液胞膜は、深さ方向にスライスした画像は、一本のわっかの線のように見える)、そのままでもきれいです。さらに、z軸方向にたくさん画像を撮って、重ねると立体的に見えるし、時間(t)をずらして一定間隔ごとに撮ったものを重ねれば動画になります。とくに、z軸方向の重ねるのは、こんな簡単な演算で立体的な画像が作れるのか、と感心しました。今回、ボタンを押して施した画像処理のすべての原理を知ったわけではないけれど、ある程度理解できる演算で、画像を処理できるのが、楽しかったです。

 

7つの研究室に、班ごとお邪魔したのですが、私の行った研究室は、一番集合時間が遅くて一番解散時刻が早い、ホワイトな研究室でした。2日目とか、1...6:30に終わって、先生に勧められてららぽーとへ遊びに行ってきました。ほかの班は、たいてい終了が20:00くらいで、宿泊施設の門限ぎりぎりの22:30に帰ってきたようなとこもあったというのに。ただ、早く終わっても、なんとなく暇なので、みんなで集まって、ぐだぐだと学んだことのまとめとかやってました。合宿感を感じました。

 

また、研究室以外でも、サイエンスキャンプに参加した生物系の人々と喋ったのが、よい経験だったなあ、と思っています。生物学徒の多い集団の中で生活していたら、生物学徒になりたくなってきてしまいました。せっかくできたつながりなので、今後も時折顔を合わせられたらいいなあ、と思います。